英検3級対策 合格のための勉強方法を紹介 必要なレベルと合格基準は?

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英検3級は、基礎的な英語力の習得度合いを試す試験です。 合格するためには、日常で頻出の単語や基礎文法力が必須です。英検5級、4級にはないスピーキングテストも合わせた英語の総合力が問われます。

今回は、英検3級合格のために、合格基準や対策方法等について解説します。

英検3級のレベルは?

対策の前に、英検3級のレベルについて知っておきましょう。結論から言うと、決して高いものではありません。英語が苦手な人でも、単語をしっかり覚え、最低限の文法力・リスニング力があれば合格は可能です。では、もう少し詳しく説明をしていきましょう。

英検3級の難易度は中学卒業程度

英検3級の難易度は中学卒業程度と言われています。必要な単語数や、文法範囲は中学英語で習う範囲とあまり変わりません。中学在学中に英検3級に合格している生徒も少なくないでしょう。

では実際に、どの程度の学習が必要なのか各項目ごとに説明していきます。

必要な単語数は2100語

英検3級で出題される単語数は2100語程度です。一方で、中学3年間で習う単語数は「1,6001,800語」程度です。英検の方が若干多いですが、2,100語すべてを完璧に覚える必要はありません。

          範囲           出題単語数      必要単語数(8割)
英検3級 2,100語 1,680語
中学3年間 1,600~1,800語 1,280~1,440語

中学英語で習う単語+200400語程度を上乗せしてあげれば、テストの内容を十分理解できるレベルに到達できます。150語暗記すれば、ほぼ1週間で終わります。

文法範囲は中学英語

英検3級は中学卒業程度と言いましたが、文法範囲も同様に中学文法が出題範囲となっています。主な項目としては、時制(現在・過去・未来)、現在進行形、現在完了形、受動態などがあります。中学英語の基礎をしっかりと身に付けておけば、文法に関しては新たに勉強する必要はありません。
とはいえ、理解が曖昧であれば間違えてしまうので、復習をして、確実に得点できるようにしましょう。

文法対策は、リスニングの理解にも不可欠です。しっかりと準備をして、試験に臨みましょう。

英検3級の合格点は?

では次に、テストの合格点について知っておきましょう。英検はCEFRという国際規格を基準に採点され、1次試験は各技能(リーディング・リスニング・ライティング)550点満点で、3つの合計が1,103/1,650点以上取れれば合格です。
技能毎の合格ラインはなく、3技能の合計が1,103点を超えれば合格となります。
ただし、3技能の内、1つでも0点があると合格点に届かなくなってしまうので、特にライティングテストでは、必ず何かを書き、白紙で出すことの無いようにしてください。

2次試験のスピーキングテストでは、353/550点満点が合格点となり、2次試験に受かって初めて英検3級合格となるので、しっかり対策して臨みましょう。

満遍なく点数がとれれば一番良いですが、先ずは得意分野と苦手分野を見極めて、得意を伸ばす方向で学習を進めて行くことをお勧めします。

合格スコアの基準は7割

合格スコアは70%を若干下回る、約67%が合格基準になります。

※小数点以下切り捨て

リーディング リスニング ライティング 3技能合計
満点(100%) 550 550 550 1,650
合格基準(67%) 368 368 368 1,103

目安ですが、7割以上の正答率があればほぼ合格圏内です。ただし「〇〇問正解したら合格」という素点方式ではないので注意が必要です。

 

【英検3級 1次試験】合格するために必要な対策

1次試験は筆記試験で、リーディング、ライティング、リスニングの3つのパートに分かれています。それぞれの対策は以下の通りです。

  • リーディング:語彙力の強化。基本の英文法知識の習得。
  • ライティング:基本的な文法の理解。ライティングの書き方を知ること。
  • リスニング:リスニングのスクリプトを読んで理解できる。単語の意味だけでなく、音も知ること。

2次試験は面接試験で、スピーキングテストです。対策は以下の通りです。

  • スピーキング:試験の流れを知る。キーフレーズを知っておく。解答のパターンを覚え、スラスラ言えるように練習する。
  • リスニング:試験の流れを知り、質問のパターンを覚える。基本的なリスニング対策を行う。

英検31次試験は、語彙力、文法力、読解力、ライティング力、リスニング力の5つの力が問われます。各項目について必要な対策方法を説明します。

【単語】語彙力で合否が決まる

先に説明したように、英検三級の出題単語数は約2,100語です。8割の1,680語、可能なら9割以上の単語を習得して本番に挑めるように準備していきましょう。

英検3級は、中学校卒業程度の文法力が問われますが、文法力の穴は語彙力でカバーできます。わからない箇所は文脈から推測し補完できます。先ず何よりも単語力をつけ、わからない単語が無いように単語暗記に取り組みましょう。

単語の暗記はパス単がおすすめです。書籍とアプリ両方あるので、好きな方で良いと思います。単語を繰り返しチェックして暗記してください。また、過去問を解いたときに知らない単語があれば、メモして覚えましょう。次に会った時に読める様にしていけば語彙力はどんどん上がっていきます。

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【文法】見てすぐに訳せる状態を目指す

文法学習ですが、単語学習が一通りできてから始めるようにしてください。単語がわからないまま文法学習をしても、英文を訳せるようにはなりません。

文法の学習は、精読による勉強方法をお勧めします。精読とは、主語や動詞がどれか、時制や使われている文法はなにか、を一文一文正確に読み解いていく読み方です。この方法で英文を読み解いていくことで、何が原因で英文が読めないのかが明らかになります。
原因が単語であれば、知らない単語としてメモしておき、文法であれば、その文法事項を復習する。このように丁寧に読んでいくことで、英文の構造を把握し、正確に意味を理解することができます。

「解説を見ても文構造がわからない」という時もあると思います。その時は各単語の品詞も確認していましょう。他には、単語単体ではなく前置詞等とくっついて別の意味になる「熟語動詞」や「イディオム」になっている場合があります。

例)
・be looking foward to doing:~を楽しみにしている
・By the way:ところで

【ライティング】型を覚えよう

英検3級の一次試験では、ライティングが合否を分ける重要な要素となります。リーディング・リスニングが各30問であるのに対し、ライティングは2問です。この2問で高得点が取れれば、場合によってはリーディング・リスニングの点数が5割でも十分に合格することができます。

ライティング高得点への近道は「型を覚えること」です。
ライティングの1問目では、1525語でEメールへの返信を書く問題です。
ライティングの問題とは言え、受け取ったEメールの内容を理解できるリーディング力が求められます。また、その中から質問を探しだす必要があります(文末に?のある文)。
質問の出だしは以下のようなものが出されるようなので、これらの質問に対する答え方を準備して臨むようにしましょう。

■How many ~(個数)
質問:How many books are there on the table? (テーブルにはいくつ本がありますか?)

回答:There are two books. (3冊あります)

■How long ~(期間の長さ)
質問:How long did you study English last night? (昨夜は何時間勉強しましたか?)

回答:I studied English for two hours. (英語を2時間勉強しました)

■How much ~(値段)
質問:How much is a hot dog?(ホットドッグはいくらですか?)

回答:It’s 2 dollars. (2ドルです)

■How often ~(頻度)
質問:How often do you play sports? (どのくらいの頻度でスポーツをしますか)

回答:I go swimming once a week. (1週間に1度スイミングに行きます)

2問目は、あるテーマに対して自身の考えをもとにエッセイを書く問題です。制限時間内に正確かつ効果的に文章を書くためには、事前にライティングの型を身につけておくことが有効です。
エッセイの型とは、1.自分の意見、2.理由①、3.理由②という3つの要素で作る構成のことです。

例)※英検3級 2024年第1回

■問題:What is your favorite place to do your homework?
回答

1.自分の意見:My favorite place to do my homework is my room.

2.理 由 ①:First, I can use my dictionary there when I do my English homework.

3.理 由 ②:Second, I like doing my homework in a quiet place alone.

■回答日本語訳
1.宿題をするための一番好きな場所は、自分の部屋です。
2.一つ目(の理由)は、英語を勉強するときに、自分の辞書を使うことができるからです。
3.二つ目(の理由)は、一人で静かに勉強することが好きだからです。

ただ、型を覚えたからと言ってスラスラと英文が書けるようになるわけではないので、まずは日本語で言いたいことを整理することからはじめ、それを基に英文を書くという手順で進めてみてください。注意してほしい点は、1番伝えたいこと・伝えるべきことは何かを明確にすることです。単純な日本語でなければ、英文にできないからです。

ライティング練習のステップ
  1. 日本語で言いたいことを整理する(一番伝えたいこと・伝えるべきことに的を絞る)
  2. 型に沿って、構成案を考える(日本語)
  3. 構成案を基に実際に英文で書く(難しい文法は必要ない)

ライティングはリーディングやリスニングとは違い、自己採点ができません。場合によってはオンライン英会話でネイティブの先生に見てもらったり、ライティングの添削サービス利用を検討するのも有りだと思います
以下の記事ではChatGptを利用した方法を紹介しているので、気になる方は見てみてください。。
英検準2級ライティングの書き方 英作文のコツと対策を解説します

【リスニング】音を知り音読しよう

英検3級のリスニング対策で最も重要なことは、音に慣れることです。音に慣れるための効果的な方法は、音読です。リスニング教材の音声を真似して声に出して読むことで、正しい発音やイントネーションを学ぶことができます。また、音読することでリスニングのスピードにも慣れてきます。

音読の際には、以下の点に注意しましょう
  • 正しい発音で読むこと(聞こえた音をそのまま声に出す)
  • イントネーションに注意すること(動詞は強く、目的語は弱く読まれたりする)
  • 同じスピードで読めるようになるまで繰り返し練習すること

更にリスニングの精度を高めたい人は、ディクテーション(音声を聞いて書き取る練習)にもチャレンジしてみましょう。自身の苦手なポイントが見え、弱点に対し効果的に対策できます。

リスニング力は英語のインプットに対する大きな役割を担っているので、今のうちからリスニングを鍛えることで、今後の英語学習の障壁を下げてくれるでしょう。

英検は過去問が重要

1次試験の最後の対策方法は過去問です。英検は過去問が最も重要です。過去問を解くことで、出題傾向や問題のレベルを知ることができます。それだけでなく、時間配分や解き方のパターンも身につきます。一般的な過去問のテキストには6年分程度が掲載されているので、1冊しっかり終わらせ、 確実に8割以上取れる状態にして本番に臨みましょう。

過去問の使い方
  1. まず、本番と同様の時間制限を設けて過去問を解いてみましょう。
  2. 解き終わったら、答え合わせをし、間違えた問題を確認しましょう。
  3. 間違えた問題の原因を分析しましょう。単語力不足なのか、文法の理解が不十分なのか、それとも時間配分がうまくいかなかったのかなど、原因はさまざまです。しっかり解説を読んで理解するようにしてください。
  4. 原因がわかったら、対策を立てて、もう一度同じ問題を解いてみましょう。

これを繰り返すことで、徐々に実力がアップしていきます。過去問は復習が重要です。正解か不正解かではなく、わからないところはどこかを意識し、繰り返し解くことで、徐々に英語力がアップし、合格に近づくことができます。

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英検3級 2次試験

英検3級の2次試験は、スピーキングテストです。面接官と11で、英語での質問に答えたり、短い会話をすることで、コミュニケーション能力を評価されます。試験時間は約5分です。

2次試験で合格するためには、面接の流れを知っておく事が重要になります。各パートの流れを事前に把握しておくことで、落ち着いて試験に臨むことができます。基本的な対策は、回答方法を把握しておくことです。一人で練習してもよいですが、英会話教室やオンライン英会話で、実際に英会話を行ったり、プレテストを受けたりしておけば、本番も余裕をもって望めるでしょう。

ではまずは、面接の流れについて知っておきましょう。

【スピーキング】面接の流れを知ろう

面接は室内に入るところから始まります。受験者以外は部屋の外で待ち、順番に入室していきます。

入室後の面接の大まかな流れは以下の通りです。詳しくは英検の公式HPからも確認してみてください。

  • 挨拶(入室)
  • 簡単な会話(当日の移動手段や体調など)
  • 試験
  • 終了

次は肝心の試験の流れです。試験は下表のとおりに音読から始まり、その後は質問形式で問題が進んでいきます。

※出典:© Eiken Foundation of Japan

  1. 音読では、発音やイントネーションが評価されます。日頃からリスニング音源などで音読する事で対策をしておきましょう。
  2. 音読後、音読したパッセージの内容について質問されます。質問文はパッセージ内の文の1文と同じ単語が使われる事が多いです。質問文を聞き逃さないようにしましょう。
  3. 3つ目は写真描写です。渡された問題カードの絵について、質問に答えます。質問に対して反射的に答えるのは難しいと思いますが、できるだけ無言の時間を作らないように「Let me see,,」や「Ok, let me check.」などで時間を稼ぎながら、落ち着いて答えましょう。
  4. 4つ目も写真描写です。3つ目と同様に、無言の時間を極力作らないようにしつつ、回答しましょう。
  5. 最後は自分自身の経験や日常生活について、2つ質問されます。「海外に行ったことはありますか?」や「空いた時間には何をしていますか?」など、主に5W1Hのついた質問になるので、どのような質問がきても答えられるように、色々なパターンの回答を準備しておきましょう。過去問もありますが、練習用の問題を掲載しているサイトもあるので、活用してみてください。

音読では、発音やイントネーションの良し悪しを評価されます。その後の問題では、質問に対する回答ができているか、正しい文法で話せているかなどが評価されます。
しかし、多くを説明する必要はなく、事実を1文で伝えればよく、間違えても言い直しができるので、緊張しすぎず、落ち着いて回答していきましょう。

質問の内容と文法に注意して聞く

質問の多くは、回答時に使う文法を使って読まれます。
例えば
・質問:What is the boy going to do?    回答:He is going to watch TV.
・質問:Have you watched Harry potter?  回答:Yes, I have watched Harry potter.

のように、質問文がしっかり聞き取れれば、質問文を引用して回答することができます。

他に、回答するときは、主語の変化に気を付けてください。上記の例文では、「the boy」が「he」になっています。そのままでも間違いではありませんが、より正確に回答できれば、よりハイスコアが望めます。

ただし、あまりあれこれ考えて回答に詰まっては本末転倒なので、文法はある程度でも、積極的に堂々と回答できれば合格は可能です。スピーキング試験対策をしっかりと行い、自信をもって試験に臨みましょう。

 

コミュニケーションを取ろうとする姿勢も大事

英検3級の面接試験では、コミュニケーションを取ろうとする姿勢も評価されます。ただ答えようとするのではなく、明るく受け答えしたり、アイコンタクトや伝えようとする気持ちも大事です。また、質問が聞き取れなかった場合は「Pardon?」と聞き返すこともできます(1つの質問につき2回までできたと思います)。

当然、質問をしっかり理解し、正しく堂々と伝えることができれば、面接官に良い印象を与えることができますが、質問がわからなくても、聞こえてきた単語から推測し、何かを伝えるようにしましょう。Never give up!

まとめ

今回は英検3級合格対策について解説しました。英検3級合格の為には

  1. 出題単語数は2100語、8割以上できれば9割は暗記しよう
  2. 文法範囲は中学英語
  3. リスニングは音読とディクテーションで音に慣れよう
  4. ライティングは回答パターンと型を身に付け、シンプルに書こう
  5. 過去問演習が最重要、しっかり復習もしよう
  6. スピーキングはテストの流れを把握しておこう
  7. コミュニケーションを取ろうとする姿勢も大事!

でした。
単語の暗記と過去問でしっかり対策を行い、計画的に学習を続ければ必ず7割以上取れるようになります。英語学習は地道な努力の積み重ねです。諦めずに合格を手にしてください!

今回も読んでいただき、ありがとうございました。

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アーリーリタイアで田舎暮らし

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