4度目の正直、英検準1級合格
2021年の10月に、4度目となる英検準一級を受験しました。2018年6月に2級を合格して以来、準1級合格まで3年半近くかかってしまった。受験時の手ごたえは、前3回と比べ格段に良かった。結果は以下の通りです(ライティング微妙、スピーキングギリギリ)。

※CEFR B2は、「自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な文章の主要な内容を理解できる。母語話者とはお互いに緊張しないで普通にやり取りができるくらい流暢かつ自然である。幅広い話題について、明確で詳細な文章を作ることができる。」と評価されていますが、スコア通り、英語話者とやり取りはできますが、自然でもないし流暢でもありません。
今回は、合格までの過程と重要だと思った点について、振り返ってみます。
初回~3回目受験時の英語レベル
1回目と2回目はリーディングセクションで最後まで読み終わらず、かつ内容理解もあいまいでした。3回目はリーディング、リスニングは辛うじて合格レベルに達したが、ライティングでつまずき(前回も)合格ならず。合格に至るには、以下が足りないと感じました。
- ライティングが良くなかった(主に文法力不足)
- 文法力不足によるリーディングの理解不足
- 単語力(イディオム含む)の不足
合格レベルに達するために行った勉強
先ずライティングについて、これまでライティングを一番に勉強してきましたが、初回470点~3回目540点ということで大きな伸びが見られませんでした。この原因は明確で、主に文法の理解不足により正しい英文が書けていなかったこと。このことから、英文法の基礎を1からやり直しました。「しっかりと基礎を築いてからでなければライティングの学習は効果を発揮しない」とこれまでの経験で実感したので、ライティングの勉強は省きました(試験前は過去問を解くプロセスの中で過去問分の回数は行った)。
文法の学びなおし
文法を一通り学びなおした。というよりも3回目受験まで、しっかりと英文法を学ばずにここまで来てしまったので、1から文法を学ぶことにした。使用した教材は「キク英文法」※1で、これを2周した。1週目は6-7割程度の理解度で読み進めていき、2周目は8-9割程度の理解度になるよう、理解できたか確認しながら丁寧に読み込んでいった。その後は過去問等のテキストで、1行ずつ細かく文の構造を確認しながら読み進めた。
※1:
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キク英文法 聞いて覚えるコーパス英文法 アルク学参シリーズ / 一杉武史 【本】 価格:1,760円 |
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単語力の強化
テキストを読み進める過程で、わからなかった単語、イディオム、構文をメモし、何度も見返した。また、「でる順パス単」※2のアプリを使って、単語を見る回数を増やすことで、少しずつ語彙力の蓄積を行った。さらに、「単語帳メーカー」というアプリで似たような単語、イディオムのグループ分けをし、都度確認するようにした。
※2:
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価格:1,617円 |
文法の勉強でおさらいした品詞、文型、基本文法を念頭に、中学生レベルの単語を使用してシンプルに書くことで、ライティングにも成果が出てきたと感じる。ごく当たり前の勉強だが、やはり何でも近道はなく、地道に少しずつ積み上げていく他に上達はしないんだと改めて感じた。
話がそれますが、勉強はファミレスやカフェですることが多いため、持ち運びの為にテキスト類はアプリや電子書籍で購入し、Good Note5というアプリで管理し勉強しています。電子書籍で購入の場合、e-book japan
なら英検のテキストも、初回は半額で購入可能です。
合格に重要だと思う点
①語彙力
当然のことだが、単語は英文の最小単位の構成部品なので、意味が分からないと、全体の文の意味理解ができません。準1級では読むスピードも要求されますが、どちらかといえば精読重視であることと、パート1は単語テストなので、語彙力があれば高得点につながります。
②ライティング
色々なYouTubeやテキストでも言われているように、ライティングパートは試験全体に占める点数の割合が大きい。8割(637/750)ほど取れれば合格に一気に近づきます。知り合いのバイリンガル(日英)はライティング満点、リーディング・リスニングは4割程度で英検1級に合格しているほど。とはいえ、文法知識の穴が多い人が、ライティングのみを学習しても高得点を取ることは難しいと思います。また、筆者自身においてはアイディア出しや自分の考えを整理することが苦手なこともあり、ライティングはまだまだ苦手分野です。
合格後の感想
合格してみて感じたことは、英語を勉強し始めた当初に想像していたような、”英語ができる人”にはまだまだなれていないということ(「テストの点数=英語が話せる」ではないので当然だが)。この為なのか、頑張って勉強して合格したにもかかわらず、大した達成感は感じませんでした。達成感というよりは、ひと段落した安堵感のようなものの方が大きかったです。
もう一つは、英検準1級範囲の単語は、英語ニュースや記事でよく使われているなと感じました。海外ニュースの報道時に、政治に関すること、事件・事故、面白ハプニングニュース等、内容にかかわらず知っている単語が増えたことに気付いた。この点においては勉強したことが有用だと思います。何年かかるのか、合格できるかもわかりませんが、次は英検1級を目指して、細々と勉強を続けていこうと思います。

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