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TOEIC470点と600点の違い
多くの方がTOEIC600点を一つの基準点としている大きな違いは、英語の基礎があいまいな人(470点)と基礎がしっかりした人(600点)と言えます。単語力ではTOEIC470点前後の人は約4000語、一方TOEIC600点前後の人は約6000語と、語彙だけでも1.5倍。公式の評価として、リスニングではリスニングパート200点の人は「語彙が簡単であれば話の一部を理解できる」と評価されている一方、リスニングパート300点の人は「中級レベルの語彙であれば話の詳細が理解できる」とレベルが1段2段上がっていることがわかります。
TOEIC600点の評価と目指すべき理由
TOEIC600点を達成して選択肢を広げる
TOEIC600点を取得することで、受験時に選択できる大学が増えたり、会社員であれば海外とのやり取りがある仕事を任せてもらえたり、他にもプライベートの海外旅行で英会話を楽しめたり、人生における選択の幅が広がります。
TOEIC600点から評価され始める
例えば、TOEICは英語力の基準として多くの場面で活用されるテストであることはご存じの方も多いと思いますが、TOEIC600点においては、以下のような場合に必要とされることがあります。
– 大学の出願要件

※出典:TOEIC Program 大学入学試験における活用状況202004
– 企業の採用や昇進の条件
– 海外留学や研修の参加資格
スコアの評価基準は各団体によりさまざまですが、大学の出願要件では600点前後の点数が多いです。就職や転職時の入社要件に「TOEIC600点以上」と設定している企業もあります。
このように、TOEIC600点は入学や転職等の場面で評価され始めるスコアになります。とはいえ、取得に時間がかかっていてはこれらの評価を最大限生かせません。そのため、短期間集中でTOEIC600点を取得し、その後は学業やビジネススキル等、真に必要なことに時間を使えるよう、2か月でTOEIC600点を達成するためのポイントについて解説します。
TOEIC500点から600点 勉強時間
勉強時間は200時間
勉強時間は人により異なる部分ではありますが、概ね100点あげるのに200時間程度といわれています。毎日2時間勉強して100日(約3か月)必要です。一般的に、英語力の向上には多くの時間が必要と言われています。また、TOEICの各パートに必要な単語・フレーズ・文法・リスニング力をすべて網羅するには、当然時間がかかります。
ただ、要点を絞って勉強することで時間を短縮しスコアアップすることは可能です。4技能を満遍なく学習すれば、英語力は向上しTOEICのスコアも上がると思います。当たり前の話ではありますが、TOEICはあくまでもテストなので、テスト対策をすることでより効率よくスコアを伸ばせます。
次に2か月で600点に到達するための重要なポイントについて解説します。
2か月で600点を取るためのポイント
勉強時間の確保
1日2時間を必ず確保
当然ですが勉強時間の確保は必須です。まずは1日のスケジュールを把握し、隙間時間を活用しましょう。週単位、月単位でも把握し、予め勉強できない日を把握し、その埋め合わせをどこでできるか等も考えておきましょう。
リスニングのスコアアップ
リスニングはリーディングに比べスコアを上げやすいと言われています。また、複雑な文法学習が省けること、聞く・声に出すという学習がメインなので時間効率が良い(ディクテーションもいいが時間効率が悪い)、スマホ等に音源があればどこでもできる(やりやすい)というメリットがあります。
ただし、ある程度のリーディング力が無ければ、リスニング力も頭打ちになってしまい、スコアの伸び悩みの原因になることがあります。リーディングで200点後半を狙いつつ、リスニングで350点を取れるような状態を目指して、学習を進めましょう。
※テストのスコアアップとは異なりますが、コミュニケーションの観点からもリスニングは有用なので、今後英語を使う場面を増やしたいという方は、特にリスニング力を鍛えることをお勧めします。
Part5対策で基礎力をアップ
Part5はリスニング同様スコアを上げやすい所になります。Part5の対策を行うことで文法学習にもなりますし、Part5を素早く解けるようになると、パート7で使える時間が増えるメリットもあります。
初めの1か月は内容理解を重視しましょう。勘ではなく理由ありきで解答したうえで、解説で理由の正誤を確認しましょう。2か月目以降は、1セット30問を10分で解く練習を行いましょう。スピードアップが目的になりますが、当然間違えたところは必ず復習しましょう。
連続受験でテストに慣れる
TOEICはテスト慣れもかなり重要になります。受験慣れにより30点は簡単に変動します、50点くらいの変動も珍しくありません。金銭面で少し負担になるとは思いますが、自己投資と思って本番前に最低でも1回は受験することを強くお勧めします。
勉強開始前、1か月後、公式問題集で2回、本番という流れで出来れば、事前に4回経験できるので、本番でも緊張しすぎずに受験できると思います。
必要な教材とおすすめテキスト
効率よく学習するという点、練習問題の数をこなすという点から、必要だと思うテキストの他、600点を取得するためにおすすめのテキストを紹介します。
金のフレーズ
TOEICの勉強をしたことがある人の多くが持っているであろう、単語対策で鉄板の1冊です。860点の範囲でも本番にかなり出てくるので、860点までは覚えておきたいです。
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文法書
中学英語の文法範囲が含まれていれば、文法書はお持ちのもので構いません。
出る問題1000
ある程度の問題数が必要なため、出来れば準備してもらいたい1冊です。問題数だけでなく、問題パターンの多さ、解説の丁寧さ等、中身も非常に素晴らしい人気のテキストです。
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TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問 [ TEX加藤 ] 価格:2530円 |
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公式問題集×2(学習用と本番前の模試用) ※バージョン違いで準備
今回の勉強法は、学習内容はもちろんですが、テストの解き慣れという点も非常に重要です。学習用は、普段の学習から本番同様の問題に触れることで問題に慣れ、本番用でテストの受験慣れをしつつ、テストの流れを知るという点から2冊準備していただくのがベターです。
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abceed(スマホアプリ)
スマートフォンアプリになります。月額課金が必要ですが400冊以上のTOEIC対策テキストが使い放題。学習時間の管理や学習内容に応じた予想スコアを表示してくれる等、かなり有用なアプリです。無料でも一部は使えるので、一度使ってみることをお勧めします。
TOEICテスト 英文法プラチナ講義
TOEICで必要な文法範囲に絞られているので、効率よく文法学習ができます。学習中につまずいた場合も辞書代わりに使えますし、初心者でもわかるような内容になっているので、文法基礎を固めたい人におすすめです。
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TOEIC L&R TEST パート5特急 基本の150
part5の対策テキストです。TOEIC中級者向けに作られており、易しすぎる問題や難しすぎる問題がないのが特徴です。レベルアップに必要な問題のみを効率よく学習できるので、短期間で目標スコアを突破したい人などにおすすめです。
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1か月目の学習内容
1か月目は基礎を固めることに集中しましょう。基礎が曖昧なまま学習を進めても理解が深まらないので、逆効果です。特に文法を曖昧にすると、リスニングの意味が理解できず、スコアが伸び悩む原因にもなり得ます。
【単語】毎日100語を暗記する
習得すべき単語数の目標は6000語です。学習前の語彙4000語程度から2000語積み上げる必要があります。その為、毎日の単語学習はマストです。毎日100語の学習は必要ですが、1度で100語覚える必要はありません。繰り返しの学習で単語に触れる機会を増やし、時間をかけて覚えていけばよいです。金のフレーズであれば1500語×4周することができます。学習前の語彙4000語程度に1500語に加え、その他の学習時に習得した単語を上乗せすれば、目標の6000語に届きます。
リスニング・リーディングの学習の際に出てきた知らない単語はメモし、自分専用の単語帳を作成することをお勧めします。
【文法】1週間は文法の復習
初めの1週間は、単語と文法学習のみ行います。具体的には、文法書1冊を読み込んで、テキスト内の例文の文構造(文型)がわかる、使われている文法と意味がわかる状態にしておきましょう。おすすめのテキストは以下になりますが、別のテキストを使用している場合は、そのテキスト1冊をしっかりとマスターするようにしてください。
【リスニング】オーバーラッピングで発音の違いを知る
文法の復習が終わったらリスニング学習等へ進みましょう。
リスニング学習は、公式問題集の1冊からPart1及びPart2(問題文だけでなく解答文も)のスクリプトを使用してオーバーラッピングを行ってください。
オーバーラッピングとは、英語の音声を聞きながら、同時に同じ言葉を声に出して繰り返す方法です。オーバーラッピングを行うことで、自分の発音と話者の発音の違いを感じることができます。また、話者の発音を真似ることで、英語のリズムやイントネーションを身につけることができます。注意してほしい点は、オーバーラッピングを行う前に、スクリプトの英文の文法と意味を確認しましょう。文の内容を理解せずにオーバーラッピングを行っても、意味理解がおろそかになってしまうので、しっかりと確認してから行うようにしてください。発音の理解がメインになるので、発音と意味理解が7:3程度になるような意識で行ってもらえると良いです。
一通り終えたら、学習した範囲を初めから聞き直し、聞けるようになっているか意味が理解できるかを確認してください。少しでも曖昧な箇所があれば、文の意味、文法、発音等をしっかり確認してください。地道な作業ですが、単語学習とPart5対策以外の時間(約60分)をリスニング学習に充て、丁寧に進めることでリスニングのスキルが飛躍します。
【Part5対策】1日10問 解説で理解を含める
1か月目のPart5対策で一番重要なことは、内容をしっかり理解することです。なぜその選択肢になるのかという理由を理解せずに、闇雲に数をこなしていても正答率は上がりません。まずは、設問の主語や動詞等を見分けて、使用されている文法からおおよその意味を推測し、不足している品詞はないか、文意に合う単語はどれか、自分なりの答えを用意して解答・解説を読むように進めてください。仮に正解していても、解説はしっかり読むようにしてください。自分の仮説と解説が異なっている可能性があるためです。「なんとなく正解できた」ではなく「しっかりと理詰めで正解が出せた」状態に持っていけるよう、1日10問を丁寧に解いていきましょう。
2か月目の学習内容
【単語】苦手なパートを周回する
2か月目も引き続き1日100語を進めてください。ただし、単語帳の前半や中盤の単語はほぼ覚えられたという場合は、覚えられたページは飛ばして、曖昧な範囲を重点的に進めるようにしてください。
単語帳をほぼ習得し終えた場合は、リスニングやPart5対策で出た知らない単語を復習しましょう。
また、単語の暗記が進んできたら、単語の意味だけでなく類義語(say, speak, tell等)とのニュアンスの違いにも目を向けてみましょう。この違いを理解することで、会話のシチュエーションや文脈を想像しやすくなるので、意味理解を助けてくれます。単語はスコアに直結するので、できるだけ多くの単語を習得できるよう効率よく進めていきましょう。
【リスニング】シャドーイングで意味理解の速度を上げる
1か月間オーバーラッピングが出来ていれば、リスニングにおける音を聞き取る基礎が出来ていることと思います。2か月目からはPart3及びPart4のスクリプトでシャドーイングを行ってください。
シャドーイングとは、英語の音声を聞きながら、音声より少し遅れて同じ言葉を声に出して繰り返す方法です。この方法を使うことで、英語の音声を素早く理解する力を鍛えることができます。また、シャドーイングは、英語の音声を頭の中で反復することで、記憶力も高めます。
始めは大変だと思うので、難しい場合はオーバーラッピングでも構いません。ただし、意味理解の向上が目的なので、読みながら一文一文の意味を意識しながら行ってください。ただ読んでいるだけでは意味理解の向上につながりません。リスニングスピードに置いて行かれることが多々あると思いますが、シャドーイングを続けることで、段々とリスニングスピードが向上し、追いついていけるようになります。![]()
【Part5対策】30問を10分で解く
1か月目は内容理解に重きを置いて学習しますが、2か月目はスピードを意識して学習します。具体的には30問を1セットとして10分で解く練習をします。1問平均20秒ほどの時間しかないので、一瞬で主語や動詞を見極め、不足している品詞の有無を確認を行います。場合によっては、文全体の意味を推測することも必要です。
10分で解く練習ではありますが、10分を過ぎてしまっても止めずに続けましょう。最終的に何分かかったか把握して、間違った問題や時間がかかった問題を復習しましょう。
Part5を10分で解き終えることが理想ではありますが、あまりにスピードに意識をしすぎて正答率が下がってしまっては本末転倒なので、自分のタイムを知り、Part7でどれだけ時間を稼げるか把握したうえで本番に臨みましょう。目安の解答時間は、Part5と6はそれぞれ」12分、Part7で50分とれれば問題ありません。
公式問題集で問題形式と解き方に慣れる
最後の1週間は、残しておいた公式問題集で本番さながらに解いてみましょう。リスニングパートはイヤフォンではなくスピーカーで行うことが望ましいです。本番と同じ時間や環境でテストを行うことで、普段とは異なる緊張感が得られると思います。さらには、普段と比べてより集中力が増し学習効果も高くなります。この状態で2回分のテストを行い、テストの流れや問題の傾向を掴みましょう。また、間違えた問題の解答や解説をしっかり確認・復習することと、自分の得点やパート別正答率から、弱点を分析してみましょう。
各パート別の対策・注意点
Part1
受動進行形に注意しましょう。受動進行形の文は、その場面で今まさに行われている状況でないといけません。
人のいない道路にコーンがおかれているシーンで、「A pole is being placed on the road.」と流れてきたら、この選択肢は誤りです。この英文の場合、今まさに誰かがコーンを置いている場面でなければならないからです。
Part2
後半になるにつれ難しくなっていくので、前半でしっかり点を取れるようにしましょう。設問の選択肢の中に、「I don’t know.」「I’m not sure.」「I haven’t heard」等のどんな場面で使えるフレーズがあった場合、その選択肢が正答の確率が高いです。
Part3,4
リスニングが始まる前に設問を読んでおきましょう。「誰が」、「どこで」、「何をしているか」場面が想像できることが望ましいです。また、始めの一文をしっかり聞き取るようにしましょう。キーフレーズが含まれていることが多いです。
聞き逃したり、意味が分からなくても立ち止まらず続けましょう。すべて聞き取ろうとする気持ちは大事ですが、全部を聞き取ることは難しいです。初めから多少の聞き逃しはあるという意識で行えば、立ち止まらず続けられると思います。
Part5
語彙問題でつまずいた時は、5秒以上考えず(a)を塗りましょう。単語の意味を知らない限り、考えても答えは出せません。その他、なんとなくの語感(語呂)で答えないように気をつけましょう。
Part6
パート6は1文脈を問われる問題が多いため、文章をすべて読む必要があります。特に、空欄のある文の前後は注意して読みましょう。時間がかかる文の挿入問題は捨てて、出来る限り時間をかけずパート7に移りましょう。
Part7
パート7は半分程度の正答率で問題ありません。そのため、すべて解こうとするのではなく、シングル、ダブル、トリプル各セクションの前半~中盤のパッセージに力を入れ、確実に点が取れるようにパッセージの取捨選択しましょう(あくまでも目安で絶対易しい/難しいではない)。
テスト直前にすべきこと
本番テスト直前は、復習をメインに行いましょう。新しいことを習得するのは時間効率が悪いです。学習した範囲の単語学習や、間違えた問題の復習に充てましょう。しっかりと休んで体調を整えることも大事です。
【本番前のレベルチェック】パート別スコア目安
TOEIC600点を取るためのリスニングスコアの目安は約350点、リーディングスコアは270点前後です。リスニング・リーディングで目標スコアを取るためには、各パートで以下のような正答率が必要です。本番前に以下の目安スコアと自身のスコアを見比べて、不足しているパートを重点的に復習しましょう。
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まとめ
今回は、2か月でTOEIC600点を取得する方法について解説しました。
- 1か月目は、英語の基礎力を固めるために、リスニングの発音、文法理解に重点を置く
- 2か月目は、英語の応用力を高めるために、リスニングの意味理解、文法知識をアウトプットする速さに重点を置く
- 連続受験と公式問題集で問題形式とテストに慣れる
- 本番前に自分のレベルをチェックする
このように、各期間における学習内容と目的を意識して、効果的に英語学習を進めてみてください。TOEIC600点を目指す方の、参考になれば幸いです。


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