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※この記事は、TOEICスコア350~400点を目指す人を対象としています。
TOEICは英語のコミュニケーション能力を測るテストです。仕事や留学などで英語を使う機会が増えている今、英語が使えるというのは一つの武器になり得ます。しかし、TOEICは初心者から上級者まで異なるレベルの人が一斉に同じテストを受けるので、易しい問題から上級者用の難しい問題まで幅広く出題されます。英語学習を始めたばかりの人にとっては、かなり難解なテストになっています。
そこで、これからTOEIC学習を始める方、興味はあるけど何から始めたらよいか迷っている方に向けて、TOEIC初心者のための参考書選びのポイント及びオススメ参考書と、学習の入門方法を紹介します。
TOEIC初心者におすすめの参考書選びのポイント
TOEICの参考書は数多くありますが、初心者が選ぶときには以下の3つのポイントに注意して選んでください。
高度なレベルの参考書を選ばないように注意
TOEICは1つのテストで初心者から上級者まで幅広く評価してくれるテストになっています。その為、TOEICの参考書はパート別、さらにはスコア別でわかれており、多種多様な対策本が出されています。
自分のレベルに合っていない難しい参考書を買ってしまうと、学習効率が落ちるだけでなく、途中で挫折してしまう可能性が高いです。そこで、今の自分のレベルに合った参考書を選ぶことが大切です。参考書の内容紹介や裏表紙、目次などで、対象レベルや目標スコア(470点が目安)を確認してから、購入するようにしましょう。

一度に多くの参考書を購入しないこと
参考書を選ぶときには、購入する数にも気を付けましょう。参考書は1冊をしっかりとやりこんだ方が学習効率が良いです。また、一度に多くの参考書を買っても、全部を使い切ることは難しいですし、参考書によって説明や問題の難易度が異なるため、混乱してしまうこともあります。そこで、初心者は必要最低限の参考書を選ぶことがおすすめです。基本的には、単語帳、文法書、文法問題対策、総合対策、公式問題集の5種類が各1冊あれば十分です。それぞれの種類については、後述します。
リスニング教材が充実している参考書を選ぶ
リスニングは英語の音声に慣れることが重要ですが、日常生活ではなかなか英語に触れる機会は多くないと思います。ですので、リスニング教材付きの参考書を選ぶことがおすすめです。CD付きの参考書や、最近ではオンラインで音声をダウンロードできることが多いです。スマホやパソコンに音声を取り込んで、いつでもどこでも聞けるようにすれば、通勤通学時間や隙間時間に勉強時間を確保することができるとともに、日常生活の中に英語を聞くという習慣を作ることができます。
また、TOEICはリスニングとリーディングの2つのパートで構成されていますが、リスニングパートはスコアアップしやすいと言われています。加えて、英文はリスニングパートの方が理解しやすく勉強しやすいので、「リスニングの台本を読んで音声を聞く」という順で学習を行うと、始めやすいと思います。
初心者向けのTOEICおすすめ参考書5選
ここでは、初心者が選ぶべきおすすめの参考書を各分野から一冊づつを紹介します。
※リスニング教材は、各参考書に付属の音声がありますので、それらで対策することをお勧めします。
【単語帳】銀のフレーズ
TOEICの単語帳は数多くありますが、初心者におすすめなのは「銀のフレーズ」です。この単語帳は、TOEICに頻出する単語やフレーズを約1000語収録しています。単語や例文だけでなく、単語の発音やアクセントも記載されているので、リスニング力も向上させることができます。始めはこの単語帳を使って、TOEICに必要な基本的な語彙力を身に付けて基礎固めを行いましょう。
銀のフレーズがマスター出来た人は、上位互換の「金のフレーズ」を追加でやるとよいでしょう。こちらはTOEIC学習者のための鉄板の単語帳になっています。600点までの単語をマスターできれば、理解できる英文やリスニングがぐっと増えるはずです。
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【文法書】中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本
TOEICの文法書は、初心者にとっては中学レベルのものがおすすめです。中学レベルの文法をマスターすれば、TOEICの文法問題のほとんどを解くことができます。中学レベルの文法書の中でも、「中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本」が特におすすめです。
この本は、中学校で習う英語の文法項目を短時間でカバーできる内容になっています。英語の基本をイチからしっかり学びたい人に向けて書かれているので、シンプルな例文とイラストを多用したわかりやすい解説で、最低限必要な文法用語をスムーズに理解できます。また、各項目には「ここが大切!」というポイントが掲載されているので、英語学習を進めるうえでつまずきやすい部分や、ルールを覚えるコツがしっかり載っています。
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【文法対策】TOEIC L&R TEST パート5特急 基本の150
TOEICの文法対策は、文法書だけでは不十分です。実際のTOEICの問題形式に慣れるためには、文法対策の参考書を使うことがおすすめです。文法対策の参考書の中でも、「TOEIC L&R TEST パート5特急 基本の150」は特におすすめです。
この参考書は、TOEICのパート5に出題される基本的な文法問題を150問収録しています。上級者用の問題ではなく、初級者から中級者が解くべき問題が掲載されているので、効率よく学習を進められます。各問題に丁寧な解説が載っており、使われている頻出単語・フレーズが使われているので、文法対策と語彙力アップが同時に行えます。また、問題の難易度や出題頻度も表示されていますので、使いやすい1冊になっています。
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TOEIC L&R TEST パート5特急 基本の150 [ 神崎正哉 ] 価格:880円 |
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【演習用教材】公式TOEIC Bridge Listening & Reading 公式ワークブック
何度もしつこいようですが、中学英語が身に付いていない人にとって、TOEICのテストはかなりハードです。いきなり手を付けても、リスニングはスピードに追い付けない、リーディングは内容の難易度もさることながら、ボリュームが多すぎて解ききれないといった状態になると思います。
英語学習の始めたてはそれだけでもキツいので、鋼のメンタルを持っている人以外は勉強がキツ過ぎて、挫折しかねません。筋トレの様に、自分が持ち上げられる限界を知り、適切な負荷をかけてトレーニングを行っていく事が、英語学習を続ける一つのコツだと思います。
ですので、まずは「公式TOEIC Bridge Listening & Reading 公式ワークブック」から取り掛かることをおすすめします。
TOEIC Bridgeとは初級者から中級者(TOEICは初級者から上級者)までを対象として行われるテストで、TOEICと同じリスニングとリーディングの2つのパートで構成されていますが、問題数や難易度が下がっています。TOEICまでの橋渡し的なポジションのテストになっています。「公式TOEIC Bridge Listening & Reading 公式ワークブック」には、このテスト問題が2回分と練習問題が収録されていますので、始めはこの問題集を使って、英語自体や英語の問題に慣れるというところから進めていきましょう。
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TOEIC Bridge Listening & Reading 公式ワークブック [ ETS ] 価格:2200円 |
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TOEIC Bridgeのテストで70点前後のスコアが取れる様になったら、TOEIC公式問題集に取り掛かってみてください。

※TOEIC Bridge-TOEIC L&R スコア比較表
【総合対策】公式 TOEIC Listening&Reading 問題集
一般的な総合対策の参考書は、TOEICの各パート毎の問題に対して、問題を解くコツなどを交えてスコアアップに必要な解説してくれるものになりますが、始めは公式問題集で試験の流れや出題形式に慣れるだけで充分という意味で公式問題集を選びました。
冒頭に述べた通り、TOEICは英語初心者には難しいテストとなっています。受験中にコツや要点を思い出しながら解く余裕は、ほぼ無いと思います。ですので、まずは「どのような順で」、「どのような問題が出題され」、「どのように答えていくか」というテストの流れを覚えることが一番必要になります。英語の基礎力がつき、テストを滞りなく進められるようになれば、自ずとスコアは上がってくると思います。
その後、もっとスコアを伸ばしたいと思ったら、追加で必要な参考書を購入しても遅くはありません。それに、公式問題集はどのスコアレベルにいても必要なものなので、始めに購入しておいても損はありません。
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TOEIC学習の入門方法
参考書を選んだら、次は学習順序を知る必要があります。ここでは初心者がTOEIC学習を始めるときにおすすめの学習順序を、4つのステップに分けて紹介します
STEP1:始めは英単語の暗記から
TOEIC学習の最初のステップは、英単語の暗記です。英単語は、TOEICだけでなく英語の基礎となるもので、単語を知らなければ、文法やリスニングも理解できません。そこで、初心者はまずは単語帳(銀のフレーズ)を使って、TOEICに必要な単語やフレーズを覚えましょう。
1日30語暗記できれば、おおよそ1か月で1000語積み上げることができますので、隙間時間等で繰り返し見て覚えるといった学習方法をお勧めします。
■単語帳を使うときには、以下のポイントに注意しましょう。
– 単語を覚えるときには、意味だけでなく、発音やアクセントも覚えること
– 単語を覚えるときには、例文や文脈も一緒に覚えること
– 単語を覚えたら、定期的に復習すること
一度で覚えるという意識は大事ですが、実際には難しいので、繰り返し復習することで身に付けていくのがおすすめです。
STEP2:英文法を知ろう
TOEIC学習の次のステップは、英文法を知ることです。英文法は、TOEICの文法問題やリーディング問題だけでなく、リスニングにも必要なもので、文法力がなければ、正しい英文を理解することができません。そこで、初心者は文法書(中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本)を使って、TOEICに必要な文法事項を学びましょう。
文法を一通り学習したら、しっかりとアウトプットも行いましょう。「TOEIC L&R TEST パート5特急 基本の150」を使って、実際に問題を解いてみましょう。問題文が読めなければ、単語や文法を確認し、解答後は解説を確認し、不足している知識の穴埋めを行いましょう。
■文法書を使うときには、以下のポイントに注意しましょう。
– 文法を学ぶときには、事前に「文型と品詞」を知っておくこと
– 文法を学ぶときには、解説だけでなく、例文や問題も一緒に学ぶこと
– 文法を学んだら、文法対策の参考書で実践的な問題に挑戦すること
単語と同様、1度で理解することは難しいので、テキストを周回したり、辞書替わりにして都度復習するようにしましょう。
STEP3:リスニングは音読で鍛えよう
TOEIC学習の次のステップは、リスニング力を鍛えることです。リスニング力とは、英語の音を正確に聞き取る力と、聞き取れた英文を正しく理解する力の2つから成っています。英語の音を聞き取れなければ、流れてきた英文の全体像を知ることができず、聞き取れたとしても英文を訳せなければ、英語の意味を正しく理解することができません。そのため、文法をしっかり学ぶことと、英語の音声に慣れることが重要になります。
■リスニング学習を行うときには、以下のポイントに注意しましょう。
– リスニングを始める前に、台本の内容を確認し、読んでわかる状態にしておく
– リスニング教材を聞くときには、音声を何度も繰り返し聞き、音に慣れること
– リスニング教材を聞くときには、音声だけでなく、テキストも一緒に見ること
– リスニング教材を聞いたら、音声と同じスピード、同じリズムで音読してみること
リスニングにおいては、単語単体の音と英文で使われている時で、それぞれ音が異なることがあります。単語単体の音に固執せず、聞こえた音を聞こえたとおりに覚え読んでみましょう。
例)We’re (ウィー アー ×、ワー 〇)
STEP4:模試で問題に慣れよう
TOEIC学習の最後のステップは、模試で問題に慣れることです。やはり何事も、経験しているか否かで、結果が大きく変わります。実力はあっても、慣れない環境では実力が半減してしまいます。
模試を解くことで、実際のTOEICと同じ形式の問題を解くことができ、テストの流れや時間の使い方を体験することができます。そこで、始めはテストを知る(体験する)という意味でも公式問題集を使って、模試に挑戦しましょう。
■模試を解くときには、以下のポイントに注意しましょう。
– 実際のTOEICと同じ時間制限や環境で行うこと
‐本番同様にスピーカーやマークシート、腕時計等を準備して行う
‐2時間(リスニング45分⇒リーディング75分)通して行う
– 間違えた問題の解答と解説をしっかりと確認すること
‐間違える問題を減らしていく
– 模試を行った後は、自分の得点や苦手な部分を把握すること
‐弱点を知り重点的に対策する
以下の記事に、TOEICの時間配分の方法や解き方のコツ等を載せているので、良ければ参考にしてみてください。
・TOEIC試験対策の仕方
・TOEIC受験時の注意点とコツ
まとめ
この記事では、TOEIC初心者が参考書選びのポイントと学習の入門方法を紹介しました。
教材選びで大事な点は、
- 自分に合ったレベルの参考書を選ぶ
- 単語帳や文法書など分野ごとに1冊に絞る
- リスニング付きの教材を選ぶ
効率的な学習順序は、
- 単語の暗記
- 文法学習
- リスニング学習
- 総合学習
の順番となっています。TOEICは英語のコミュニケーション能力を測るテストですが、初心者でも適切な参考書と学習法を使えば、必ずスコアアップが可能です。
それだけでなく、外国語学習には脳の健康や機能向上などにとって、様々な良い効果があります。さらには、外国語を学ぶと日本語(母語)の力も向上します。
筆者自身も、英語学習(文法学習や読解)を行ったことで、日本語の文章でも、主語述語を意識したり、文の重要ポイントを整理したり、一度立ち止まって要約したり、文章を理解しようとする力がついたように思います。
ぜひスコアだけではなく、長期的な目線で語学学習に取り組んでみてはいかがでしょうか。今回も読んでいただき、ありがとうございました。


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